ろご

『サステナブルな地域振興を考える』

日  時
2018年11月5日(月)18:00~20:40(受付け 17:30~)
場  所
株式会社Too『The Gallery Too』 MAP
東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル(Too本社ビル 3F)

地域の振興策の必要性が叫ばれて久しいですが、これという効果的な対等策は現れてきません。これまでの地域振興策が集客目的の一過性のものが多かったのが原因の一つでしょう。

そのため持続可能な対応策が注目されている訳ですが、今回のセミナーでは地域に根差した事業を起こし、継続して地域の発展を促そうとしている2つの企業の事例からビジネスデザインやコミュニティデザインの発想を学びます。

(なお、講演内で説明がありますが三重県尾鷲市須賀利町の振興プロジェクトには当協会も協力させていただいております。)

講演1

「日本の未来で地域と共に」(18:00~18:40) 五月女(そうとめ)圭一氏(株式会社 ゲイト 代表取締役 DaT法人会員)

五月女圭一氏(株式会社ゲイト 代表取締役)
現在、東京都内に10数店舗の居酒屋事業を切り口に、自立的かつ持続可能なビジネス構造への改革を進めている。
「飲食店はコミュニケーションハブである」「中小企業は実証実験の場である」など 既存の固定概念にとらわれないスタイルで、商品品質をあげるために、上流に向かい、地域に寄り添い、自ら漁師になり、三重県で漁業水産業に取り組むなど、垂直統合の実現と根本的な地域問題解決を図っている。
http://gateinc.jp/

概要:東京で飲食店を展開する株式会社ゲイトが三重県尾鷲市にて漁業に参入。
難易度の高い漁業そのものをしっかり成り立つように邁進し、三次産業の企業が、一次産業の企業としてモデルチェンジできることを実証すべく進めるには、3→2→1、そしてまた1→2→3への展開が必要になります。
そして、伝統ある定置網漁業も時代に合わせて革新してゆくために最新テクノロジーを使った事例などについても触れます。
新しい価値を生み出し、地域と共に一次産業の未来を創る垂直統合モデルの構築についてお話します。

講演2

『サステイナブルな観光地経営を目指して 』(18:40~19:20) 佐竹正範氏 美瑛町 美瑛町政策調整課 課長補佐 ヤフー株式会社から出向中

佐竹正範氏(美瑛町 美瑛町政策調整課 課長補佐 ヤフー株式会社から出向中)
現在、まちづくり会社を兼務しながら、地域DMOの立ち上げを担当。町の観光施策にCRMの考え方を導入して、観光客の見える化、データを基にした着地型の観光商品開発、情報発信などを展開中。

概要: 農業が基幹産業の人口1万人の町に年間170万人の観光客が訪れる、丘の街、美瑛町。
「日本で最も美しい村連合」の発起町としてそのコンセプトを体現するために、まちづくりの中に観光を取り入れて、通年型で持続可能な観光による経済発展を目指している。
その一環として、観光施策にCRM(Customer Relationship Management)の考え方を取り入れ、デジタルとアナログを掛け合わせながら20年後の美瑛町をデザインしていく。

講演3

『超高齢化地域におけるビレッジデザイン 』(19:20~19:40) 田中優未氏 株式会社 ゲイト 水産経営企画室長 その他兼任

田中優未氏(株式会社 ゲイト 水産経営企画室長 その他兼任)
働き方の改革が進みつつある現在は自己を改革への実験とし、アジアではAXON90 Desigh Hubインドネシアにてプロデューサーを、また日本国内では株式会社ゲイトにてCSO、水産経営企画室 室長、CSV諮問委員長として、社会的価値の創造を考慮しつつ、地方創生へつながる都市計画、六次産業化への取り組み(漁村・農村の復興)、飲食事業の構造改革、インバウンド事業を兼任するなど、国内外にてニュートラルな視点から活動の場所・バイアスにとらわれず幅広く活動している。

概要: 地域が継続して発展するために、現在実際人口200名以下の漁村に根付き、その町の主要産業である水産事業ビジネスを先にリデザインするところから街全体のデザインを設計中。
ハードを構築すれば良いというだけではなく、住民の皆様の場所を邪魔しない形で全体のデザインを考えていくことを実施している例、また海外で実施しているコミュニティデザインの例などを紹介します。

インターミッション
(19:40~19:50)

パネル
ディスカッション

パネルディスカッションタイトル:『84.4%から地方再生を考える 』( 19:50~20:40) 田中優未氏 株式会社 ゲイト 水産経営企画室長 その他兼任

勝尾岳彦氏 (株式会社 コンシリウム代表 DaT法人会員・理事)
GKインダストリアルデザイン研究所勤務ののち、日経BP社で長年デザイン雑誌の編集に携わりました。日経デザイン編集長時代からセミナーやワークショップの企画を数多く手がけ、復興庁の「新しい東北先導事業」の企画・運営に携わるなど、地方創生関連の仕事も手がけました。
三年前に独立して調査・企画・編集などの業務を携わる会社を経営し、同時に一般社団法人デザイン&テクノロジー協会に参画し監事として活動しています。
このたびご縁があって、須賀利の「渚泊」事業のお手伝いをさせていただいています。

概要:三重県須賀利町は風除け港として江戸時代から栄えた漁業の町ですが、少子高齢化が著しく、高齢化率84.4%という、日本でも高齢化率の最先端を走っています。
このまま放置すれば、10年後には町が消滅してしまうと言われている限界集落の姿は、日本の地方が抱えている問題を凝縮しています。
この町の再生に取り組んでいるゲイトの五月女さん、田中さんに加え、北海道美瑛町でITを活用して観光振興に取り組んでいる佐竹さんに参加していただき、地方再生の課題について議論していただきます。

懇親会

パネルディスカッションと懇親会はシームレスに繋ぎ、講師と参加者の皆さまが心ゆくまで交流できる機会とします。
軽い飲み物とスナックを用意します。

会 員
無 料
非会員
3000円