ろご

イノベーション志向3 『XRが招く開発の将来像』

日  時
2019年7月24日(水)18:15~20:45(受付け 17:45~)
Q&Aコーナー&懇親会 20:00~20:45
場  所
株式会社Too The Gallery Too https://www.too.com/company/the_gallery_too.html

商品やサービスを開発するにあたって、XR(VRやAR、MRの総称です)を使って仮想の環境を設定したり、モデルを作らずに使い勝手を検証・シミュレーションするケースが増えてきました。
コストや時間の効率化に役に立つことは想像に難くありませんが、この手法が定着すれば新たな商品・サービスの開発手法となるのではないかと予想されています。
今回はXR分野の研究実践をされている皆さまにXRによる開発の将来像を語っていただきます。

講演1

「CMICの現状、およびXRとの接点」(18:15~18:30) 安生 健一 氏 Director of CMIC (Computational Media Innovation Centre, Victoria University of Wellington, NZ)/オー・エル・エム・デジタル技術顧問

安生 健一 氏 プロフィール
主にCG技術の研究開発を30年以上にわたって続けている.ACM SIGGRAPH, SIGGRAPH Asia にて論文・チュートリアル・展示・映像作品発表などを行う。
一方、劇場版「ポケットモンスター」シリーズ等のオー・エル・エム・デジタル作品では R&Dスーパーバイザーとして参画している。
昨年12月に東京で開催されたSIGGRAPH Asia 2018 ではカンファレンスチェアを務めた。
昨年1月よりニュージーランドと日本の双方にて活動中。
デザイン&テクノロジー協会理事。

概要: CMIC とはニュージーランドのウェリントンにあるヴィクトリア大学に昨年誕生した研究センターのことである。
研究センターであるからアカデミックな研究をするのであるが、その一方で産業界との接点を強く求め、スタートアップ立ち上げまでをカバーしようとする意欲的な研究機関である。

本講演では、CMICの研究テーマの潮流と、特にそのVRやMRの基礎研究とその応用について概観し、XRの開発の将来イメージについて議論します。

講演2

『五感のVRと新しいプロトタイピング』(18:30~19:10) 鳴海 拓志 氏  東京大学大学院情報理工学系研究科・講師 / JSTさきがけ

鳴海 拓志 氏 プロフィール
2011年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。
2011年より同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教.2016年より同専攻講師(現職), JSTさきがけ研究者.VR技術と認知科学・心理学の知見を融合し,限られた感覚刺激提示で多様な五感を感じさせるクロスモーダルインタフェース,人間の行動や認知,能力を変化させる人間拡張技術等の研究に取り組む.日本VR学会論文賞,文化庁メディア芸術祭優秀賞,グッドデザイン賞など,受賞多数.

概要: 昨今のバーチャルリアリティ研究におけるブレークスルーのひとつが,心理学や認知科学の知見を援用し,人間の脳の情報処理特性をうまく利用する錯覚応用型のインタフェース技術の登場である。
なかでも,感覚間の相互作用を誘発し,提示が容易な刺激を組み合わせるだけで複雑な五感体験を提供可能にするクロスモーダルインタフェースは,今後のVRに期待される五感の活用にとって重要な技術である。

本講演では,この種の技術が視聴覚に留まらない五感までをもシミュレーション可能なプロトタイピング手法を実現するためにどのように活用可能かを紹介する。

さらには,この種のインタフェースの発展として,五感の変化から感情や認知能力の変化を導き人間の能力を拡張する人間拡張技術についても紹介し,こうした新たなインタフェース技術がわれわれ自身や未来社会をプロトタイピングし,社会を変えていく可能性についても議論する。

講演3

『ゲームから現実へ 様々に広がるUnityの世界』(19:10~19:50) 𥱋瀨 洋平 氏  ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社 プロダクト・エヴァンジェリスト / 東京大学先端科学技術研究センター 客員研究員

𥱋瀨 洋平 氏 プロフィール
1995年より17年間ゲームデザイナ/シナリオライタとしてゲーム開発に従事。
「ワンダと巨像」「魔人と失われた王国」などの作品に携わる。
2012年より研究職に転進。
2017年、無限に歩けるVRシステム「Unlimited Corridor」で文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞。
著書に「消極性デザイン宣言」

概要: Unityはゲームエンジンとしてスマートフォン向けの開発のために世界中に広がったが,現在はNintendo SwitchなどのコンソールゲームやVR/AR,プロジェクションマッピング,VJ,デジタルサイネージなど広い範囲のコンテンツ開発に使われている。

本公演では具体的にゲーム以外の用途,アート,研究,産業などの事例を紹介し,今後のUnityでのコンテンツ開発についてお話しします。

インターミッション
(19:50~20:00)

Q&Aコーナー
&交流会

(20:00~20:45)
飲み物と軽食をご用意致しますので講師の皆さまはもちろん、ご参加の異業種の皆さんとの交流の時間もお楽しみください。

会 員
無 料
非会員
2000円